改めてスポイラーをながめて(挨拶)

原初の飢餓、ガルタを評価してみても良いのではないか、と。
ガルタのテキストは以下。

原初の飢え、ガルタ  (10)(G)(G)
原初の飢え、ガルタを唱えるためのコストは(X)少なくなる。(X)はあなたがコントロールしているクリーチャーのパワーの合計に等しい。
トランプル
12/12

んで次にカウンターを除いてこのカードを1対1で対処できるカードを考えてみる。
・排斥(白系)
・イクサランの束縛(白系)
・残骸の漂流(白込みのコントロール)
・燻蒸(白込みのコントロール)
・ヴラスカの侮辱(黒系)
・無許可の分解(マルドゥ機体)
・秘宝探求者、ヴラスカ(4cエネルギー、トークン)
・豪華の王、ゴンティ
・才気ある霊基体

ついでにこのカードが着地して(ある程度)無視できる有力なカードが逆毛ハイドラ、つむじ風の巨匠、(ブロックに回った)ハゾレト。

ガルタの特徴として、スタンダード環境での対処が限定的ながら、比較的容易にキャストしうる2パンクロックということがいえる。
近しいカードをあえて挙げるとすれば《ファイクレシアン・ドレッドノート》。下準備の面倒臭さはあるものの、超短期的なクロックとして無視できない性能を秘めた1枚。

では、このガルタ、どうやって活かすべきか。
晴れる屋の特集で2種類の方法が提示されているので、引っ張ってこよう。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4847

1:恐竜デッキ
ガルタは恐竜であるからして、恐竜デッキのマナトップに据えるのは比較的イージーな解決方法といえる。
Deck5でグジェゴジュが提示しているデッキは、シンプルにマナを伸ばしてガルタへの到達を目指している。雑に考えても。
t2:大物群れの操り手
t3:切り裂き顎 or 群生+踏みつけ
t4:ガルタ
みたいなぶん回りをイメージできる。単純にレギサウルスの頭目がを5tに出すとそれだけでパワー7を確保できる上にガルタに速攻を付与できるので、色々保管しているのは覚えておきたい。
弱点としては、除去とマナ加速を恐竜に依存しているので、一度歯車がずれると再構築が難しいところか。

2:機体デッキ
キランの真意号や耕作者の荷馬車のようなマナレシオに優れた機体からガルタにつなげるデザイン。戦闘に反映しにくい機体の機動コストをガルタのコスト軽減に充てるあたりは芸術的な構築といっていいだろう。
ベストな流れとして、
t1:模範的な造り手
t2:キランの真意号
t3:模範的な造り手(2枚目、第1メイン)→ガルタ(第2メイン)
があるが、これはあくまでも理想値として考え、t4〜5でガルタをキャストする様にプレイするべきだろう。耕作者の荷馬車がパワーカウントとマナカウントを兼ねているのがミソ。
プロアクティブ(これの適切な日本語訳を教えてください)な戦略にデッキの構成要素を振っているので、機体の種となるクリーチャーを封鎖された時に怪しいとか、ガルタを引けないとマルドゥ機体に劣るとか、弱点は想定されるかもしれない。

ハゾレトと違い、トップから降ってきて無条件に嬉しいとは言えないが、キャストできた時のプレッシャーとしてはハゾレト以上(かつデッキ構成によってはハゾレトよりも早くキャストできる)という点で、意外と無視できないなぁ、と思った次第。

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