【翻訳】メングッチのナヒラクル
2016年5月19日 Magic: The Gathering コメント (2)よーすけさんが紹介していたメングッチのナヒラクル失敗談。
意訳・誤訳ありありなので原文もご確認ください。
http://www.channelfireball.com/articles/innovating-miracles/
奇跡コンを進化させる
By Andrea Mengucci
2016年5月18日
レガシーにでier1と呼べるデッキは1つしかない。
そう奇跡コントロールだ。
《突然な衰微》がないデッキは1マナの呪文を解決できず、メタゲーム上で多くのデッキを防ぎ止めるチャンクとして機能している。
ある要約によれば、レガシーとは《相殺》をプレイするか《突然の衰微》をプレイするかの環境だという。GPプラハとGPコロンバスは両方ともレガシーで、どちらのデッキを選ぶにせよ、あなたはこのデッキに対する準備をしなくてはならない。
つまり様々なデッキでこのデッキに対してテストプレイをする必要があるんだ。
最初にいっておくと、私は自分で奇跡コントロールを使うことは考えていない。なぜなら短い時間で学ぶにはあまりにも過酷だから。
このデッキを使うことはそう難しくない。ゲームの間ずっとデッキの上3枚に集中して記憶し、なおかつメタゲームをよく理解し対戦相手がプレイするであろう行動を知っていれば。
君にはできるかい?
MOで奇跡をプレイしはじめたととき、何回か《先駆ける者、ナヒリ》を使ったミラーマッチと直面した。《先駆ける者、ナヒリ》は単に《エムラクール》でゲームをさっさと片付けるだけでなく、ミラーマッチで対戦相手の《相殺》を破壊することもできる。
こいつはスゴい!
《ナヒリ》は《窒息》とか《森の知識》、《孤独の都》、タップ状態の《霊気の薬壜》みたいな面倒臭いカードに対処することもできる。そこで私は《精神を刻むもの、ジェイス》の代わりに《ナヒリ》を試すことにした。
もちろん、役に立たないカードをサイクリングすることは、こと奇跡を使う上では《渦まく知識》を使うのと同じことではない。でもMOでプレイする中で何度もミラーマッチと当たったし、そのときゲームを早急に決めることができ、相殺独楽コンボを止めることができる《先駆ける者、ナヒリ》は偉大だった。
私がだいたい4-1か3-2することができた多くのリーグの後、近くで一番大きな大会で「ナヒラクル」を使うことにした。
参加者は127名だ。
これが提出したデッキリストだ。
「ナヒラクル」
Andrea Mengucci/第14回 FourSeasons Bologna
1 Mountain
4 Flooded Strand
4 Island
2 Plains
2 Volcanic Island
1 Arid Mesa
4 Scalding Tarn
3 Tundra
1 Emrakul, the Aeons Torn
3 Snapcaster Mage
4 Ponder
4 Counterbalance
1 Entreat the Angels
1 Predict
4 Force of Will
2 Nahri, the Harbinger
1 Counterspell
1 Pyroclast
4 Brainstorm
4 Sensei’s Divining Top
4 Terminus
4 Swords to Plowshares
1 Counsil’s Judgement
SIDEOARD
2 Blood Moon
2 Vendilion Clique
1 Wear//Tear
1 Path to Exile
1 Rest in Peace
2 Flusterstorm
2 Monastery Mentor
1 Red Elemental Blast
Engineered Explosives
1 Lahiri, the Harbinger
1 Surgical Extraction
私はトップ8を逃したものの、多くを学ぶことができた。
《先駆ける者、ナヒリ》は奇跡コントロール、青黒緑続唱、ジャンドとの対戦を除いては大したカードではなかった。
すべてのマッチアップでスマートではなく遅すぎた(前述の3つのデッキを除いて)。
私は3回メインデッキから《Karakas》を採用したデッキと当たり、そのとき《ナヒリ》は勝利に貢献しなかった。レガシーはあまりにも広く開かれた環境で、あらゆるデッキに対処するには3枚のカードでは少なすぎる。
《精神を刻むもの、ジェイス》は少ないカードで多くのデッキに対処するという目的に完全に合致している。対戦相手がビートダウンならば《渦まく知識》をして《終末》を戻しながら3点のダメージを軽減し、求めるカードを探しに行ける。加えれば青いカードで《Force of Will》のピッチとして使える。これはコンボに対して大きな意味を持つ。
レガシーのプレイヤーは新しいカードを試すことを恐れているように見える。昔ながらのカードを使えばいつでも悪くない結果を得ることは難しくないからだ。しかし大きなイベントに備えて新しいカードを使って、それらがどのように機能するか、環境を打開する可能性があるかを探ることには価値がある。
《先駆ける者、ナヒリ》はフォーマットを打開することができなかった。
でもだからこそ私は彼女をレガシーで使わないという決断ができた。
メインデッキの《紅蓮破》と《山》が好きだ
メインデッキに《山》を採用していない奇跡のデッキリストを多く見かける。
色マナに困らずに2ターン目に《相殺》を設置することは魅力的だが、一方で対デルバーデッキの際に《紅蓮破》や《赤霊破》を唱えるために《山》を持ってこれるのは大きい。このマッチアップでのこれらのカードの役割は重要で、《不毛の大地》がために《Volcanic Island》は探しにくい。いつだって基本土地が欲しいんだ。
数多の青いデッキの存在からメインデッキに《紅蓮破》が欲しいし、そのような対処手段をデッキに入れておくのはとても重要だ。《渦まく知識》 と《精神を刻むもの、ジェイス》さえいれば、青くないデッキに当たったときデッキに加えてシャッフルすることにも困らない。
《先駆けるもの、ナヒリ》が抜けたからもう基本の《山》は必要ないと思うかもしれない。それにはサイドボードを一部変更したことをもって反証したい。このちょっとしたテクニックは見たことがないかもしれない。だけど対青黒緑続唱やその他の様々なマッチアップで優位に働くだろう。
《血染めの月》は思っていたよりも機能しないことがあった。青黒緑続唱はフェッチで簡単に探すことができる基本の《森》や《沼》を持っているし、さらにはこちらが出す脅威に対して十分に回答できる《突然の衰微》がメインデッキに4枚入っている。
一方、《破滅》は一方的な《ハルマゲドン》として機能する。《森」と《沼》は残るかもしれないけど、こちらは基本土地を探し特殊地形はデッキに混ぜ込んでしまえばいい。《破滅》は土地単にも強い。土地単は《モックス・ダイアモンド》から《クローサの掌握》を唱えて、《血染めの月》に対応できるけど、土地を直接破壊することに対しては止める手段がない。リカバリーは効くかもしれないけど難しいだろうし、その間にこちらがアドバンテージを稼ぐこともできる。
《僧院の導師》は強力だけどサイドカード
《僧院の導師》をメインデッキから使える強力な勝ち手段と考える人もいるけど、私はサイドボードのカードだと考えている。第1ゲームでは《天子への願い》や《精神を刻むもの、ジェイス》の方がいい仕事をする。対戦相手が《剣を鋤に》や《稲妻》を抜く第2ゲームでこそ《僧院の導師》は輝く。
「デス&タックス」相手に2度対戦し、第1ゲームでは延々と耐え《先駆ける者、ナヒリ》で勝つまでにデッキのカード全てを引ききってしまった。その時対戦相手側は何枚もの《剣を鋤に》を手札に抱え落ちしていた。
第2ゲーム、《スレイベンの守護者、サリア」と《師範の占い独楽》を指定した(ファイレクシアの破棄者》を出された返しの3ターン目に、シンプルに《僧院の導師》を唱えた。《剣を鋤に》される心配のない導師は思う存分に仕事をした。同じようなことが「グリクシスコントロール」や「グリクシスデルバー」との対戦でも起こったよ。
意訳・誤訳ありありなので原文もご確認ください。
http://www.channelfireball.com/articles/innovating-miracles/
奇跡コンを進化させる
By Andrea Mengucci
2016年5月18日
レガシーにでier1と呼べるデッキは1つしかない。
そう奇跡コントロールだ。
《突然な衰微》がないデッキは1マナの呪文を解決できず、メタゲーム上で多くのデッキを防ぎ止めるチャンクとして機能している。
ある要約によれば、レガシーとは《相殺》をプレイするか《突然の衰微》をプレイするかの環境だという。GPプラハとGPコロンバスは両方ともレガシーで、どちらのデッキを選ぶにせよ、あなたはこのデッキに対する準備をしなくてはならない。
つまり様々なデッキでこのデッキに対してテストプレイをする必要があるんだ。
最初にいっておくと、私は自分で奇跡コントロールを使うことは考えていない。なぜなら短い時間で学ぶにはあまりにも過酷だから。
このデッキを使うことはそう難しくない。ゲームの間ずっとデッキの上3枚に集中して記憶し、なおかつメタゲームをよく理解し対戦相手がプレイするであろう行動を知っていれば。
君にはできるかい?
MOで奇跡をプレイしはじめたととき、何回か《先駆ける者、ナヒリ》を使ったミラーマッチと直面した。《先駆ける者、ナヒリ》は単に《エムラクール》でゲームをさっさと片付けるだけでなく、ミラーマッチで対戦相手の《相殺》を破壊することもできる。
こいつはスゴい!
《ナヒリ》は《窒息》とか《森の知識》、《孤独の都》、タップ状態の《霊気の薬壜》みたいな面倒臭いカードに対処することもできる。そこで私は《精神を刻むもの、ジェイス》の代わりに《ナヒリ》を試すことにした。
もちろん、役に立たないカードをサイクリングすることは、こと奇跡を使う上では《渦まく知識》を使うのと同じことではない。でもMOでプレイする中で何度もミラーマッチと当たったし、そのときゲームを早急に決めることができ、相殺独楽コンボを止めることができる《先駆ける者、ナヒリ》は偉大だった。
私がだいたい4-1か3-2することができた多くのリーグの後、近くで一番大きな大会で「ナヒラクル」を使うことにした。
参加者は127名だ。
これが提出したデッキリストだ。
「ナヒラクル」
Andrea Mengucci/第14回 FourSeasons Bologna
1 Mountain
4 Flooded Strand
4 Island
2 Plains
2 Volcanic Island
1 Arid Mesa
4 Scalding Tarn
3 Tundra
1 Emrakul, the Aeons Torn
3 Snapcaster Mage
4 Ponder
4 Counterbalance
1 Entreat the Angels
1 Predict
4 Force of Will
2 Nahri, the Harbinger
1 Counterspell
1 Pyroclast
4 Brainstorm
4 Sensei’s Divining Top
4 Terminus
4 Swords to Plowshares
1 Counsil’s Judgement
SIDEOARD
2 Blood Moon
2 Vendilion Clique
1 Wear//Tear
1 Path to Exile
1 Rest in Peace
2 Flusterstorm
2 Monastery Mentor
1 Red Elemental Blast
Engineered Explosives
1 Lahiri, the Harbinger
1 Surgical Extraction
私はトップ8を逃したものの、多くを学ぶことができた。
《先駆ける者、ナヒリ》は奇跡コントロール、青黒緑続唱、ジャンドとの対戦を除いては大したカードではなかった。
すべてのマッチアップでスマートではなく遅すぎた(前述の3つのデッキを除いて)。
私は3回メインデッキから《Karakas》を採用したデッキと当たり、そのとき《ナヒリ》は勝利に貢献しなかった。レガシーはあまりにも広く開かれた環境で、あらゆるデッキに対処するには3枚のカードでは少なすぎる。
《精神を刻むもの、ジェイス》は少ないカードで多くのデッキに対処するという目的に完全に合致している。対戦相手がビートダウンならば《渦まく知識》をして《終末》を戻しながら3点のダメージを軽減し、求めるカードを探しに行ける。加えれば青いカードで《Force of Will》のピッチとして使える。これはコンボに対して大きな意味を持つ。
レガシーのプレイヤーは新しいカードを試すことを恐れているように見える。昔ながらのカードを使えばいつでも悪くない結果を得ることは難しくないからだ。しかし大きなイベントに備えて新しいカードを使って、それらがどのように機能するか、環境を打開する可能性があるかを探ることには価値がある。
《先駆ける者、ナヒリ》はフォーマットを打開することができなかった。
でもだからこそ私は彼女をレガシーで使わないという決断ができた。
メインデッキの《紅蓮破》と《山》が好きだ
メインデッキに《山》を採用していない奇跡のデッキリストを多く見かける。
色マナに困らずに2ターン目に《相殺》を設置することは魅力的だが、一方で対デルバーデッキの際に《紅蓮破》や《赤霊破》を唱えるために《山》を持ってこれるのは大きい。このマッチアップでのこれらのカードの役割は重要で、《不毛の大地》がために《Volcanic Island》は探しにくい。いつだって基本土地が欲しいんだ。
数多の青いデッキの存在からメインデッキに《紅蓮破》が欲しいし、そのような対処手段をデッキに入れておくのはとても重要だ。《渦まく知識》 と《精神を刻むもの、ジェイス》さえいれば、青くないデッキに当たったときデッキに加えてシャッフルすることにも困らない。
《先駆けるもの、ナヒリ》が抜けたからもう基本の《山》は必要ないと思うかもしれない。それにはサイドボードを一部変更したことをもって反証したい。このちょっとしたテクニックは見たことがないかもしれない。だけど対青黒緑続唱やその他の様々なマッチアップで優位に働くだろう。
破滅 (3)( R)
ソーサリー
すべての基本でない土地を破壊する。
《血染めの月》は思っていたよりも機能しないことがあった。青黒緑続唱はフェッチで簡単に探すことができる基本の《森》や《沼》を持っているし、さらにはこちらが出す脅威に対して十分に回答できる《突然の衰微》がメインデッキに4枚入っている。
一方、《破滅》は一方的な《ハルマゲドン》として機能する。《森」と《沼》は残るかもしれないけど、こちらは基本土地を探し特殊地形はデッキに混ぜ込んでしまえばいい。《破滅》は土地単にも強い。土地単は《モックス・ダイアモンド》から《クローサの掌握》を唱えて、《血染めの月》に対応できるけど、土地を直接破壊することに対しては止める手段がない。リカバリーは効くかもしれないけど難しいだろうし、その間にこちらがアドバンテージを稼ぐこともできる。
《僧院の導師》は強力だけどサイドカード
《僧院の導師》をメインデッキから使える強力な勝ち手段と考える人もいるけど、私はサイドボードのカードだと考えている。第1ゲームでは《天子への願い》や《精神を刻むもの、ジェイス》の方がいい仕事をする。対戦相手が《剣を鋤に》や《稲妻》を抜く第2ゲームでこそ《僧院の導師》は輝く。
「デス&タックス」相手に2度対戦し、第1ゲームでは延々と耐え《先駆ける者、ナヒリ》で勝つまでにデッキのカード全てを引ききってしまった。その時対戦相手側は何枚もの《剣を鋤に》を手札に抱え落ちしていた。
第2ゲーム、《スレイベンの守護者、サリア」と《師範の占い独楽》を指定した(ファイレクシアの破棄者》を出された返しの3ターン目に、シンプルに《僧院の導師》を唱えた。《剣を鋤に》される心配のない導師は思う存分に仕事をした。同じようなことが「グリクシスコントロール」や「グリクシスデルバー」との対戦でも起こったよ。
コメント
青柳が喜んでたw