1年ぐらい前からデス&タックスを使い始めて、ここ1ヶ月ぐらいタッチ緑型を試してみて思った事をつらつらと。


参考までにデッキレシピはこちら

23Lands
4《平地/Plains》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2《Savannah》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
2《Karakas》
4《不毛の大地/Wasteland》
3《リシャーダの港/Rishadan Port》
26 Creatures
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
3《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
2《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
3《セラの報復者/Serra Avenger》
3《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
11 Spells
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》

Sideboard
3《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》
2《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
2《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1《太陽の槍/Sunlance》
1《漸増爆弾/Ratchet Bomb》


緑を加える理由となったのは《クローサの掌握》と《ガドック・ティーグ》。《クローサの掌握》は対オムニテル、《ガドック・ティーグ》は対ミラクルとして採用されています。

緑の要素はメインボードの《クァーサルの群れ魔導師》、サイドボードの《クローサの掌握》と《ガドック》に留めていますが、色2マナ拘束のカードが増えているため、土地構成は《リシャーダの港》を1枚減らして色マナを1つ追加。また緑を調達するために《Karakas》が1枚減っています。リアニメイトや《黄金牙、タシグル》を見るならフェッチランドを1枚《Karakas》にもどしても良さそうです。

◯タッチ緑のメリット
・対ミラクルでの《ガドック》
《剣を鋤に》をある程度使わせてからの《ガドック》が明確な決め技になります。ビートダウンとして一番辛かったインスタントタイミングの全体除去とフィニッシャーを1枚で封じる動きがグッド。とはいっても追加の《剣を鋤に》を引かれたり、《Karakas》や《議会の採決》には耐性がないのはご愛嬌。
メインボードに試したりもしましたが、効果的な相手が限定的なのでサイドボード待機がオススメです。

・《クローサの掌握》、《クァーサルの群れ魔導師》
対オムニテルとして採用した《クローサの掌握》でしたが、全体除去の少ないオムニテルに対しては《スレイベンの守護者、サリア》や《迷宮の霊魂》で準備行動を遅らせる方が展開としては優れていました。むしろ対ミラクルで後半に引かれてきた《師範の占い独楽》を対処する役割の方が優れていたかもしれません。3枚採用することによって《議会の採決》がサイドボードから脱落していたことを考えると、枚数の調整が必要な枠ですし、《浄化の印象》や《解呪》のような1マナ軽いカードの採用も考えるべきかもしれません。

《解呪》的な役割を期待するのであれば《クァーサルの群れ魔導師》の方が優れていました。飛行+賛美によるダメージレースへの影響と、メインから入れられる対《全知》耐性がありがたい。カードパワーは正義です。

・迷彩効果(マーベリックやアブザン)
あまり考えない方が身のためです。

◯タッチ緑のデメリット
・特殊地形対策への影響
純正白単デス&タックスと比べて明確に劣る点です。
今の環境だと《不毛の大地》や《もみ消し》に加えて、《発展の代価》がURデルバー、グリクシスデルバーでしばしば採用されるため、デルバー系への勝率は確実に下がってしまいます。
またミラー対決も少なくない環境なので、《不毛の大地》が刺さりやすい点が若干気になります。まあ、ミラーで気になるのはあちらだけが《万力鎖》を活用できることの方が問題なのですがw
この点も考え、今の土地構成では《Karakas》よりもフェッチランドを優先しています。ここら辺は勝負の綾が絡むところが大きいので試行回数を稼げていない現状ではなんともいえないのが実情です。

・《水没》
《Savannah》を採用しているため、《水没》が刺さります。
このデッキに対して、《水没》をサイドインするかはデッキの性質やプレイヤーの好みによって分かれますが意識しないとふらっと負けてしまうので注意が必要です。

:全体としてオムニテル・ミラクルとデルバー系のどちらをより意識するかによってタッチ緑の価値が分かれそうです。
個人的にはオムニテル・ミラクルが最終的には環境を制覇しそうなこと、また対デルバーに対しては元々ある程度有利であることに加え、プレイング次第でデメリットをごまかせそうな気がしてタッチ緑にしています。
ただ、最近活躍しているデッキを見る限りタッチ緑の有効性、あるいはそもそもデス&タックスを選択するべきなのかというところから自信がもてなかったりして微妙にヤキモキする毎日です。

コメント

kenon
2015年3月5日2:08

ミラクルを見るなら、サイドに窒息やハルマゲドンは不要ですか?
サイド後のリシャポが生きてきそうですが

破棄者の存在が微妙な感じします。
テンポやオムニには不要牌になりますし、ミラクルにはサイド後のグリップでよくないか?それなら、ブリマーズなどを採用した方が良いのでは?と思いますが、どうでしょうか?

長々と失礼します

ぐーん@あの世
2015年3月5日10:23

>窒息
最初は2枚入れていました。
ただ、テンポデッキには入れにくい、ミラクル・オムニに対してグリップと合わせて5枚サイドインすることになるのが気になって抜けました。出れば強いです(小並感)。グリップの枚数を調整すると入ってくるやも。

>げどん・大変動
対ミラクル戦ではガドックと同居できないのでアウト。ペスとナヒリも試しましたが、同様の理由で抜きました。デッキ内での不和は可能な限り排除したいです。

>破棄者
難しいところです。
確かにオムニテルやUR/RUGデルバーに対しては無力ですが、BUG・ミラクル・同系・エルフと刺さるデッキが少なくないのが採用理由です。特に十手やマザーに対するキラーカードなので全抜きは少し怖い。
このカードが評価できない環境なら、カードパワーをとってマーベリックにするべきなのかもしれません。

>ブリマーズ・ミラディンの十字軍
ネメシスほどの強みを見出せず、飛行クロックをまとまった枚数確保する方が突破力が高いという判断に至りました。どちらも強い時は強いです(小並感)

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