デッキのアナロジー

2014年3月24日
デッキの分類方法を考えていたときのふとした思いつき(挨拶)

マジックというゲームの目的は勝利以外の何ものでもないけど、どうやって勝利を獲得するかという方法の話になるとそれはもうデッキ毎に千差万別になる。あるデッキはゲームが開始した1〜2ターンのうちにぶちのめすし、あるデッキは土地を10枚くらい並べて相手に投了を催促したりする。同じルール、同じ目的で戦っているはずなのに、実際の行動となると本当に同じゲームをしているのかと疑ってしまうというのが面白い。

変な想像だけど(突然)、ベルチャーは100mの直線レーンを無呼吸で走るランナーで、青白奇跡は200mのプールを平泳ぎで泳ぎきるスイマーなのかもしれない。そして本当に奇妙な話だけど、両者は戦うべき運命にある。無理に戦わなくてもいいじゃんと思うけど、トーナメントで当たってしまったのだから戦闘拒否はすなわち敗北だ。

2つのデッキは自分の方が優れていることを証明するために戦う運命にある。でもどうやって?

一流のランナーが100mのレーンを走る時間と一流のスイマーが200mのプールを泳ぐ時間を比べるのはひどく見当違いな話だ。なので両者は協議の上、お互いに妨害してもよいというルールを定める。普段のレースならば競争中の妨害なんて御法度だけど、そもそもの前提が普通じゃないんだからそれぐらいのルール破りは仕方のない話だ。

もともとのハードルが低い100mランナーはさっさと自分のレーンを走りきろうと決め込んだ。一方、スイマーは100mのレーンに罠を仕掛けることを決める。

いざスタートの時。号砲が鳴り響くのと同時に地上のランナーは綺麗にスタートダッシュ。レーンのあちらこちらに仕掛けられた罠をかいくぐり、100mを10秒フラットで走り抜けてゴールテープを切る・・・かのように思われた。

残念なことにゴールに駆け込む直前、ランナーはスイマーの仕掛けたロープに引っ掛かってプールの中に転落してしまった。さらに残念なことにランナーはカナヅチだった。ランナーが文字通り泡をくって溺れかけている横をスイマーは優雅な平泳ぎで200mを泳ぎきってしまった。

薄れゆく意識の中でランナーがなにを思ったのかはだれも知らない。

何の話をしてたのか思い出せなくなったところで今日はココマデ。

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