2月中はずっとUW Miracleを使っていたため、久しぶりにゴブリンを使いたくなっている今日この頃。今のメタを考えると、ゴブリンを使う上でタッチ色的な選択肢が大きく3つぐらいあるイメージ。

パターン1 赤単
他の色をタッチせずに、不毛の大地とリシャーダの港をフル投入する形。このタイプの長所としてはサイドボードに血染めの月を好きなだけ投入できること。黒緑系の分かりやすい弱点である土地基盤を特殊地形と月で攻めていきましょう、というコンセプト。
エンチャントに触れない点は気になるものの、他色をタッチしないことで安定性はピカイチ。

パターン2 タッチ白
白をタッチし、サイドボードにスレイベンの守護者、サリアやら安らかな眠りやら解呪やらを積み込む形。ゴブリン的な無理ゲーを軒並み解消できて、どんなデッキに対しても戦えるのが最大の売り。
丸いことは丸いんだけど、最近のメタに合っているかと云われるとちょっと疑問。また他のタッチカラーにも云えるんだけど、多色化すると土地のスロット的に不毛の大地とリシャーダの港の併用は難しくなってしまう。白いゴブリンからは稀に修復の天使が飛び出てくるから、相手取るときは頭の片隅にその情報を握っておくと安心したり振り回されたり。

パターン3 タッチ黒
タッチ黒でメインデッキに巣穴の運命支配を入れてみたり、サイドボードに非業の死とか美徳の喪失みたいなメタカードを投入するタイプ。今のメタだと非業の死が強く、これだけのためにも黒をタッチしたくなる感じ。
他にも手札破壊というオプションもあるけど、エルフよりもスピード面で難のあるデッキなんで手札破壊だけに頼るのはやめとくのが吉です。唯一、陰謀団式療法はうまく使ったときの破壊力が他の1マナ手札破壊と比べて段違いなので一考の余地あり。ただしプレイヤー性能に大きく依存するため、僕が使うと使い切れない予感。
単色と同じくエンチャントに触れないので、どうしても気になるときは緑か白をさらにタッチしてください。最近の黒系のデッキはサイドボードに仕組まれた疫病を入れていることが少なくないのでエンチャントに触れないことは致命傷になりやすい感触。


タッチ緑型は基本的にクローサの掌握的なサムシングのためだけのタッチなので今だとそこまで重要じゃないイメージ。タッチ青型は過去に幻影の像や詐欺師の総督()のためにやってみたこともあるけど、あんまり強くなかったはず。残響する真実だけは強いかもしれない。
どのデッキにも共通して云えるのが、仕組まれた疫病・罰する火・梅澤の十手みたいな継続的な除去に対してどんな回答を用意しておくかって。これがゴブリンというデッキを使う上で一番考えておきたいところ。その意味で今使うなら不毛の大地は取っておきたいし、エンチャント対策もやっぱり欲しくなる。準赤単デッキでそんなワガママ云ってると、なかなかうまく組めなくなってしまうんですけどね。
対コンボはラッキーから入ればスピード対決に持ち込めるし…(震え声)

まあ、しばらく大きな大会はないんでのんびり考えていきましょうか。

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