トップ8のPainter Stone。(http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52522
昨日kenonさんと今の環境で月が強いという話をしていて、月をメインから取れるデッキって何があるかなぁ、みたいな話をしていたんでとてもタイムリーに感じる。メインに血染めの月×4、月の大魔術師×1、さらに紅蓮破×4、赤霊破×1(こちらは絵描きの召使いとの兼ね合い)。赤が用意できる強力なサイドカード2種類をメインにぶっ込み、相手によっては座った瞬間に勝利すら見える。
1t目のマナ加速として2マナランドやペタルが取られていて、そこから月へのアクセス速度を早めるというコンセプトはかつてのドラゴンストンピィっぽさがあるが、右手だけに頼らないように師範の占い独楽や帝国の徴募兵を採用している辺りに好感が持てる。躁の番人を採用していないことや、もうちょいフェッチを増やしてもいいんじゃないかなぁ、とか思わんでもないけどこのリストは少し使ってみたい。

11位入賞のドレッジ。(http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=52501
死儀礼のシャーマンがはびこる環境に対応したドレッジ。最大の変化点はソーサリーのドローソースを減らし、インスタント・タイミングかつマナのかからないドローとして通りの悪霊を採用している点。相手に先手を取られて死儀礼を出されても、通りの悪霊が手札にあればいつも通りに発掘持ちを墓地に置ける。さらに手札の通りの悪霊がばれていなければ対戦相手は墓地に落ちた発掘持ちを追放しようとするので、2マナ分のテンポを奪うことができる。ドレッジにとって、最序盤に2マナ分のテンポを稼げればそのままゲーム1の勝利に直結させることができるので非常に理にかなった選択だといえる。
先週末、自分では朽ちゆくインプのスロットを減らして炎の嵐を投入してたんだけど、こういう構築もあるんだなぁと目から鱗が落ちた気分。ただし、打開はともかく入念な研究まで少なくなっているので実際に運用する上での安定性は自分で回さないと分からんかなぁとも思う。色々考えることができる面白いリスト。

以上、青くないデッキに目が行ってしまうブレスト嫌いの戯れ言でした!

コメント

辻
2013年1月21日14:28

《通りの悪霊/Street Wraith》の発想は死儀礼メタとしてありな気がしますね。
問題はどの枠を減らすかってところでしょうか……

ぐーん@あの世
2013年1月21日19:48

>辻さん
このリストでは入念な研究、打開がそれぞれ2枚になっているんでそこを削ったんだと思います。この他でいうと、イチョリッドが4枚だったり、リターンが1枚だけ釣る先不在で投入されていたり、土地が12枚だったり、と細かいところに手が施されているみたいです。

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