隠れたるコンボ/Hidden Combo
2012年12月15日コメント (8)レガシーのある程度認知度があるデッキの中に仕組まれているあまり知られていないコンボを紹介。といってもそれなりに有名なコンボばかりなので、「知ってるよプゲラ」な方は飛ばし読み推奨。
・エルフ無限マナ+無限パワー
用意するもの:
ワイアウッドの共生虫
鏡の精体
遺産のドルイド
イラクサの歩哨
手順:
①鏡の精体の能力をX=1で起動し自軍の生物を全てエルフにする。
②遺産のドルイドの能力をワイアウッドの共生虫、鏡の精体、イラクサの歩哨をコストにして起動。緑3マナを生み出す。
③ワイアウッドの共生虫をエルフになった共生虫自身をコストにして起動。対象はイラクサの歩哨以外のエルフであれば何でもいい。
④手札に戻ったワイアウッドの共生虫をキャスト。これによってイラクサの歩哨がアンタップするとともに共生虫の能力の1ターン中1回の制限がクリアされて場には共生虫、歩哨、共生虫の能力でアンタップしたエルフの3体のアンタップ状態の生物と緑2マナが残る。
⑤鏡の精体の能力をX=1で起動し自軍の生物を全てエルフにする。②の状況に戻り好きな回数同じ動きを繰り返し好きな量の緑マナを生成可能。
特徴:
生み出した緑マナを鏡の精体にX=100ぐらいで注ぎ込み、フルパンチすればそのままゲームエンドまで持っていけて、コンボエンジンとフィニッシャーが一体化しているのが最大の長所。垣間見る自然を挟んでいれば無限ドロー。コンボパーツが多いように見えるが大体の場合垣間見る自然からスタートしてぐるぐる回しているうちにパーツは集まります。エルフの勝ち筋というとエムラクールが有名で鏡の精体はその次ぐらいのイメージが強いけど、鏡の精体自体も手数を生みやすくとても強い。ちなみにデッキの性質上、「隠れたる」感じは全くしない。
エンジンがスタートした状況からコンボを止めようとしても多くの場合手遅れなので、いつものエルフの対処方と同じように出てきたエルフを片っ端から除去して下さい。
※追記:コメント欄にて別ルートによる無限マナが紹介されています。そちらも参照して頂けるとエルフの深みをより堪能できるものと思われます!
・ドレッジ即死リターン
用意するもの:
3体のクリーチャー(非トークン)
戦慄の復活×2(墓地)
憎悪縛りの剥ぎ取り(墓地)
ゴルガリの墓トロール(墓地)
黄泉からの橋(墓地)
上記のカードを含む大量の墓地
手順:
①3体のクリーチャーをコストに戦慄の復活をフラッシュバック。対象は憎悪縛りの剥ぎ取り。
②黄泉からの橋の能力によってゾンビトークンを生成。
③憎悪縛りの剥ぎ取りが場に出たことによってCIPで4点のダメージを対戦相手に飛ばす。
④憎悪縛りの剥ぎ取りとゾンビトークン2体を生け贄に再度戦慄の復活をフラッシュバック。対象はゴルガリの墓トロール。
⑤憎悪縛りの剥ぎ取り自身が不死で場に戻るのとゴルガリの墓トロールが墓地から場に戻ったことによる誘発で5点+墓地のクリーチャーの枚数に等しいダメージを対戦相手に飛ばす。20点削る場合ゴルガリの墓トロールを含めて11体の生物が墓地に落ちていれば良い。
特徴:
炎の血族の盲信者をリターンしても同じように即死ダメージを叩き出せるし、多くの場合そちらの方が簡単。憎悪縛りの剥ぎ取りを利用する際の長所としては非戦闘によるダメージを稼げることと場合によってはクリーチャーにダメージを飛ばせることの2点。特に前者はMoatや罠の橋によって戦闘を封じられた際に有用になるのでメタゲーム次第では優先して採用したい生物になる。ドレッジのリターンは基本的にはエリシュ・ノーンやイオナを釣って盤面を固定したり、絶望の天使を釣って打開したりするための行動であるのに対して、憎悪縛りの剥ぎ取りを釣るのはストレートに勝ちにいく行動であるのが他の選択肢との最大の差別化だといえます。
といってもこの手順が遂行するには大量のカードが墓地に落ちていることが前提条件となり、そういう状況になっている=ほぼ勝ちなのでオーバーキル臭が隠せないコンボであることは疑いようもありません。憎悪縛りの剥ぎ取り自体は2枚目のリターンがなかったとしても後続のイチョリッドが文字通り火力になる点で優れているので、+αとして覚えておいて時々使うぐらいの気持ちで入れておくようなコンボ。
・ゴブリン無限ダメージ
用意するもの:
稲妻造り士
鏡割りのキキジキ
スカークの探鉱者など任意にゴブリンを生け贄にできる手段orゴブリンの名手
手順:
①鏡割りのキキジキの能力を稲妻造り士を対象に起動して稲妻造り士のコピートークンを生成。
②稲妻造り士のコピーの覇権能力でタップ状態の鏡割りのキキジキを追放。
③稲妻造り士のコピーの能力を起動。対戦相手に3点ダメージ。
④スカークの探鉱者などの能力を稲妻造り士のコピーをコストに起動。コピーが場を離れた際の誘発で鏡割りのキキジキがアンタップ状態で場に戻ってくる。①の状態に戻り好きな回数だけ対戦相手に3点のダメージを飛ばせる。
ゴブリンの名手を利用する場合は名手を起動可能な状態にして、③の際に稲妻造り士のコピーの能力をコピー自身を対象にして起動。コピーが墓地に行き名手の誘発が解決されるので対戦相手に1点のダメージを入れてアンタップ状態の鏡割りのキキジキが場に戻ってくる。
特徴:
通常はビートダウンとして動くゴブリンの無限コンボ。Moatや果たし合いの場などによって戦闘を封じられた際に有用で、それぞれのクリーチャーがそれなりのユーティリティーを持ち1枚で完全に腐ることがないこともメリット。またゴブリンの女看守を使えばCIPでキキジキをサーチ→キキジキで女看守をコピーしパーツをサーチ、と流れるように集めることも可能。
あくまで戦況の打開に見通しが立たなくなったときに使われるサブの勝ち筋で、これを目的に盤面を整えることは少ない。また除去1枚でストップするコンボなので過信できません。
他にも色々あるけど知識不足&そろそろ出かけなきゃ晴れる屋に出られなくなるのでここまで。
・エルフ無限マナ+無限パワー
用意するもの:
ワイアウッドの共生虫
鏡の精体
遺産のドルイド
イラクサの歩哨
手順:
①鏡の精体の能力をX=1で起動し自軍の生物を全てエルフにする。
②遺産のドルイドの能力をワイアウッドの共生虫、鏡の精体、イラクサの歩哨をコストにして起動。緑3マナを生み出す。
③ワイアウッドの共生虫をエルフになった共生虫自身をコストにして起動。対象はイラクサの歩哨以外のエルフであれば何でもいい。
④手札に戻ったワイアウッドの共生虫をキャスト。これによってイラクサの歩哨がアンタップするとともに共生虫の能力の1ターン中1回の制限がクリアされて場には共生虫、歩哨、共生虫の能力でアンタップしたエルフの3体のアンタップ状態の生物と緑2マナが残る。
⑤鏡の精体の能力をX=1で起動し自軍の生物を全てエルフにする。②の状況に戻り好きな回数同じ動きを繰り返し好きな量の緑マナを生成可能。
特徴:
生み出した緑マナを鏡の精体にX=100ぐらいで注ぎ込み、フルパンチすればそのままゲームエンドまで持っていけて、コンボエンジンとフィニッシャーが一体化しているのが最大の長所。垣間見る自然を挟んでいれば無限ドロー。コンボパーツが多いように見えるが大体の場合垣間見る自然からスタートしてぐるぐる回しているうちにパーツは集まります。エルフの勝ち筋というとエムラクールが有名で鏡の精体はその次ぐらいのイメージが強いけど、鏡の精体自体も手数を生みやすくとても強い。ちなみにデッキの性質上、「隠れたる」感じは全くしない。
エンジンがスタートした状況からコンボを止めようとしても多くの場合手遅れなので、いつものエルフの対処方と同じように出てきたエルフを片っ端から除去して下さい。
※追記:コメント欄にて別ルートによる無限マナが紹介されています。そちらも参照して頂けるとエルフの深みをより堪能できるものと思われます!
・ドレッジ即死リターン
用意するもの:
3体のクリーチャー(非トークン)
戦慄の復活×2(墓地)
憎悪縛りの剥ぎ取り(墓地)
ゴルガリの墓トロール(墓地)
黄泉からの橋(墓地)
上記のカードを含む大量の墓地
手順:
①3体のクリーチャーをコストに戦慄の復活をフラッシュバック。対象は憎悪縛りの剥ぎ取り。
②黄泉からの橋の能力によってゾンビトークンを生成。
③憎悪縛りの剥ぎ取りが場に出たことによってCIPで4点のダメージを対戦相手に飛ばす。
④憎悪縛りの剥ぎ取りとゾンビトークン2体を生け贄に再度戦慄の復活をフラッシュバック。対象はゴルガリの墓トロール。
⑤憎悪縛りの剥ぎ取り自身が不死で場に戻るのとゴルガリの墓トロールが墓地から場に戻ったことによる誘発で5点+墓地のクリーチャーの枚数に等しいダメージを対戦相手に飛ばす。20点削る場合ゴルガリの墓トロールを含めて11体の生物が墓地に落ちていれば良い。
特徴:
炎の血族の盲信者をリターンしても同じように即死ダメージを叩き出せるし、多くの場合そちらの方が簡単。憎悪縛りの剥ぎ取りを利用する際の長所としては非戦闘によるダメージを稼げることと場合によってはクリーチャーにダメージを飛ばせることの2点。特に前者はMoatや罠の橋によって戦闘を封じられた際に有用になるのでメタゲーム次第では優先して採用したい生物になる。ドレッジのリターンは基本的にはエリシュ・ノーンやイオナを釣って盤面を固定したり、絶望の天使を釣って打開したりするための行動であるのに対して、憎悪縛りの剥ぎ取りを釣るのはストレートに勝ちにいく行動であるのが他の選択肢との最大の差別化だといえます。
といってもこの手順が遂行するには大量のカードが墓地に落ちていることが前提条件となり、そういう状況になっている=ほぼ勝ちなのでオーバーキル臭が隠せないコンボであることは疑いようもありません。憎悪縛りの剥ぎ取り自体は2枚目のリターンがなかったとしても後続のイチョリッドが文字通り火力になる点で優れているので、+αとして覚えておいて時々使うぐらいの気持ちで入れておくようなコンボ。
・ゴブリン無限ダメージ
用意するもの:
稲妻造り士
鏡割りのキキジキ
スカークの探鉱者など任意にゴブリンを生け贄にできる手段orゴブリンの名手
手順:
①鏡割りのキキジキの能力を稲妻造り士を対象に起動して稲妻造り士のコピートークンを生成。
②稲妻造り士のコピーの覇権能力でタップ状態の鏡割りのキキジキを追放。
③稲妻造り士のコピーの能力を起動。対戦相手に3点ダメージ。
④スカークの探鉱者などの能力を稲妻造り士のコピーをコストに起動。コピーが場を離れた際の誘発で鏡割りのキキジキがアンタップ状態で場に戻ってくる。①の状態に戻り好きな回数だけ対戦相手に3点のダメージを飛ばせる。
ゴブリンの名手を利用する場合は名手を起動可能な状態にして、③の際に稲妻造り士のコピーの能力をコピー自身を対象にして起動。コピーが墓地に行き名手の誘発が解決されるので対戦相手に1点のダメージを入れてアンタップ状態の鏡割りのキキジキが場に戻ってくる。
特徴:
通常はビートダウンとして動くゴブリンの無限コンボ。Moatや果たし合いの場などによって戦闘を封じられた際に有用で、それぞれのクリーチャーがそれなりのユーティリティーを持ち1枚で完全に腐ることがないこともメリット。またゴブリンの女看守を使えばCIPでキキジキをサーチ→キキジキで女看守をコピーしパーツをサーチ、と流れるように集めることも可能。
あくまで戦況の打開に見通しが立たなくなったときに使われるサブの勝ち筋で、これを目的に盤面を整えることは少ない。また除去1枚でストップするコンボなので過信できません。
他にも色々あるけど知識不足&そろそろ出かけなきゃ晴れる屋に出られなくなるのでここまで。
コメント
精体
遺産のドルイド
ワイアーウッドの共生虫2体
でも無限まなになるよ。
①X=1で精体起動。3マナ出して(虫2体と他エルフ1体)、虫1体の能力起動でその虫をバウンスする。この時点で浮きマナ3
②1まな払って戻した虫出して、X=1で起動。この時点で浮きマナ1
③虫2体を含んだ3体タップで3まな出して、虫2体とも能力起動して自分らをバウンス。この時点で浮きマナ4
④戻した2体の虫を場に出す。これで①に戻るけどマナが2まな増えている。これで無限マナ完了。
遺伝に続き
遺産+イラクサを
ティタニアでも無限になるを!
のぶさんに続き
適当な生物
アルゴスの古老
クレイドル
ワイアウッドの番小屋
で無限マナ!えレガシー?すんません!
こんなに別ルートがあったとは・・・、勉強不足でしたorz
特にティタニアの僧侶はコンボがスタートさせやすくて便利そうです!
●ティタニア系+暗黒のマントルや威圧の杖=無限マナ、無限パワー(無限ドロー、無限ライフ)
●侵入警報+エルフから2マナ以上出る状態+傲慢な完全者=無限トークン、無限マナ
●雲石の工芸品+
・イラクサ、遺産、1マナエルフ=無限マナ、無限ストーム
・イラクサ2、樺、虫=無限マナ、無限ストーム
・イラクサ、遺産、幻想=無限ドロー、無限ストーム
・イラクサ、樺、1マナエルフ=無限ストーム→垣間見る自然やぶどう弾で勝ち
とかもありますよ。
アンタップ系の置物+幸運を祈るものとか血統のシャーマンとかいれば、無限マナや擬似無限ドローもつきます。
●献身のドルイド2体験+エズーリ=無限マナ、無限パワー
●天光をもたらすもの+催眠の宝球=自分のライブラリーを全て落せる→戦慄の復活
とかもあります。
ティタニア系の代表は
・ティタニアの僧侶
・エルフの大ドルイド
・ラノワールの使者、ロフェロス
ですが、他にもモダンで使われる
・花を手入れするもの
・ビリジアンの社交家
などもあります。
侵入警報コンボ自体は、完全者の代わりにエルフを出すエンチャントでも大丈夫です。
毎度クイズを見させてもらっては挫折しておりますww
一度エルフに手を出して挫折した身からするとエルフのコンボルートの多様さはただただ驚嘆するばかりです。雲石の工芸品あたりは色々ガチャガチャできてとても面白そうですねw