週末の25日は西大島の江東区総合区民センターで2001年当時のスタンダードのカードプールを使用した非公式大会があります!主催者様のブログ⬇
http://rockey.diarynote.jp/201211151146591417/

2001年といえばマジックが日本だけでなく世界的に流行していた時期でこの時期にマジックをやっていた、始めたという人も多いのではないでしょうか?
かくいう僕もこの時期からカードを集めはじめた口で、おもちゃ屋に行ってはインベイジョンのパックを剥いていました。インベイジョンとアポカリプスのパックからウルザの激怒と予言の稲妻がめくれたときは、「これはカウンターバーンを組めとマジックの神様が行っているに違いない!」とかときめいてみたりw
そんな当時を懐かしみながら楽しめるマスクス&インベ会、2001年に現役だった人もそうでない人も興味があったら是非参加してみませんか?


とは言っても「当時の環境なんざワカランww」という人も多いと思うので2001年のスタンダード環境のポイントをいくつか挙げてみました。参考にしたのはwikiのスタンダードの変遷というページ。僕自身も当時はトーナメント環境に身を置いていたわけではないので、以前に参加したマスクス&インベ会で感じた雑感程度でつたない部分が多いと思いますが、まあそこは適当にツッコんで下さいm(~~)m

1 Firesがヤバい!
この環境の主役は何と言ってもFiresです。1t目マナクリーチャー、2t目《ヤヴィマヤの火》、3t目《ブラストダーム》の動きは殺人的かつ魅力的で、当時の大きな大会でも多くのプレイヤーがFiresを選択し優れた成績を残しています。実際戦ってみると、2t目のヤヴィマヤの火が通った瞬間、後続の生物が軒並みマストキル・マストカウンターになる恐ろしくパワフルなデッキでした。
半ばコンボデッキの様相を持つFiresですが、普通のビートダウンとしてみても《火炎舌のカヴー》や赤緑の各種バトルメイジなど単体で優秀な187クリーチャーなども選択でき、幅のある構築が可能です。メタゲームの進行によってタッチカラーとして白や黒を選択したり、同系に強いNo Firesになったりと様々なバリエーションが存在するのも特長なのです。

2 青がヤバい!
Firesの活躍に目を奪われがちですが、当時のカードプールで最も充実していた色は青だと言えます。カウンターとしては《対抗呪文》をはじめ、《妨害》・《撃退》・《目くらまし》という3種類のピッチカウンター、《記憶の欠落》、マルチカラーに手を伸ばせば《蝕み》・《吸収》などが存在し、ドローソースも問答無用の強力さを持つ《嘘か真か》・《蓄積された知識》、今やレガシーでしかフルに使えない《渦巻く知識》、そのレガシーですら禁止されてしまう《噴出》などスターカードが目白押しです。さらに第七版が発売されると強力な戦略を準備できる《対立》が再録され、青の強さは盤石なものになります。
青が強力すぎると判断されたのかインベイジョンでは《ウルザの激怒》や《カヴーのカメレオン》のような明確な青に対するメタカードが登場しますが、青の躍進は止まることを知らず、ネザーゴーやミルストーリー、各種対立デッキなど、数多くのコントロールデッキが4枚の《対抗呪文》を武器にトーナメントを跳梁跋扈していました。

3 アポカリプスがヤバい!
2001年7月に発売されたインベイジョン・ブロックの最終エキスパンション、アポカリプスは数多くの対抗色カードを世に放ち、アポカリプス以前以後でデッキ構築の幅に大きな変化をもたらしました。《名誉回復》や《破滅的な行為》あたりは現在でもレガシーで一線級のカードとして活躍していますが、本当にすごかったのは対抗色ダメージランドの登場だったりします。デッキのマナベースに融通を利かせやすくする対抗色ダメージランドは様々なデッキで採用され、手軽なタッチカラーから新しいアーキタイプへの寄与など環境に大きな影響をもたらしました。その他のカードにも当時としては破格なほどのカードパワーが与えられアポカリプスが環境に与えた衝撃は並大抵のものではなかったようです。
特に有名なデッキには青を主軸としながら対抗色の赤と緑にキーカードを持つ苗木対立、光と闇が合わさり最強に見えるアリーナドレインなどが存在しますがその他にも様々な色の組み合わせが試されています。

なんかもうポイントというよりかは走り書きみたいになってしまいましたorz。
環境には上に挙げたデッキ以外にも、マスクスブロックの頃から猛威を振るっていたリベリオン、アグロウォーター、当時スタンダードで利用できた《暗黒の儀式》をフルに活用するマシーンヘッド、アンチ青デッキの筆頭であるフィッシュなども存在し、現在のスタンダードに負けず劣らず多彩なデッキが活躍できた環境でした。
25日のマスクス&インベ会はレガシーの大会の併催イベントなので、レガシーをするついでに軽い気持ちで参加頂けると思います。この環境のカードは現在では一部のレア(具体的にはリシャポ、名誉回復、ディードあたり?)を除けば比較的安価で入手できます。あなたのストレージにしまってある昔のカードを掘り出してデッキを作ってみるのも楽しいと思います。

コメント

よーすけ
2012年11月20日13:08

懐かしい( ´ ▽ ` )ノ
魂売りとか衝撃的だった(^∇^)

しもべの一人、H
2012年11月20日13:24

懐かしいですね~。
私もこのころから始めました。
リべリオン
Fires
UWコン
と組んでAP後に旧エクテンでマルカデスを組んで・・・
懐かしいなぁ~。

茶々参@YKY団
2012年11月20日13:44

これは読んでて懐かしくなりましたw

ぁ~参加したい~。

匠@
2012年11月20日15:43

ずっと参加したいなーって思ってたんだけど一度全部売却しちゃってカードがないんですよね\(^o^)/

toshi
2012年11月20日15:47

こんにちは、通りすがりです。

No Firesって、どのように同系に強かったんでしょうか?
ヤヴィマヤの火のスロットが何になってるんですかね?

いきなり現れて質問で申し訳ないですが。

ぐーん@あの世
2012年11月20日16:35

>よーすけさん
APCは分かりやすいパワーカードの宝庫でしたね。それなのに現在使われているカードが意外と少ないという事実が最近のカードの質の向上を物語っている気がしますw

>Hさん
僕が初めて組んだデッキは色々枚数が足りないカウンターバーンでした。嘘真が2枚ぐらいしかなくて難儀したのもいい思いでw

>茶々さん
魚も組めるしいい環境ですw次回は是非!

>匠さん
ゼロから初めて比較的やすく組めるデッキだとリシャポを使わない的な意味で苗木対立辺りがオススメです。リシャポを4枚集めようとするとけっこうお金がかかってしまうのが難儀なところです。

>toshiさん
初めましてです!
No FiresはFires同系対決のときにお互いがブラストダームを並べるため速攻の付与が無駄になりやすいため、ヤヴィマヤの火を抜いてシヴのワームやスキジックを投入してブラストダームの再利用+ブラストダームを越えるクロックの採用で同系に強いという感じでしょうか。
ヤヴィマヤの火が盤面に与える影響って自分のクロックが相手より大きいことが前提条件になるんで、同じサイズのクロックが並ぶ同系だと微妙ってのが開発の動機なんじゃないかと勝手に推測しています。

toshi
2012年11月20日21:05

ありがとうございます。ワームの採用は影響大きそうですね。

「なんでfireがないほうが有利なのww?」
っていうwikiを見ていらいの疑問がやっと解けました^^

クニ@pepper
2012年11月21日20:57

青単タッチ赤マハモティビートを出す日が来たようだな。

ぐーん@あの世
2012年11月22日21:51

>クニさん
カウンターバーンですか?なんにせよマハモティは火炎舌も効かないあたり信用性ありますよね。アポカリプスで出た火/氷とか予言の稲妻とかも強かった覚えがありますw

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