AVRで登場したカードの中で、個人的には最大のパワーカードだと思っているグリセルブランド(通称グリ様)。レガシー界隈では8マナをどうやって踏み倒すかが研究されていますが、各種デッキでの活躍を私見を交えてつらつらと。

@Hivemind
元々は江村・大祖始が定席だった部分。江村・大祖始は集団意識+パクトが揃わなかったときの保険的役割が強いカードだったけど、グリ様の場合殴る役割よりは7ドローでコンボパーツを集めにいくのが主な役割になる。やっていることがANTのむかつきと一緒で、14ドローからの4重契約とかざらにあるらしい。
単体の戦力としてもSnTから出すものとしては最低限のレベルを押さえていて、バーンとかカナスレ相手には出すだけで勝てるのもありがたいところ。

@Sneak Show
Hivemindと同じく江村・大祖始のスペースに入ってくる。大型クロックでしばき倒すというデッキの方向性と、殴れるドローエンジンというグリ様の特性がぴったりと合致している。だまし討ちから登場して仲間を探しにいくグリ様の頼もしいこと。
もともとHivemindよりもブッパブッパしいデッキだったのが、グリ様のペイ7ライフでよりブッパ性能が高まった印象。

@リアニメイト
7ドローの前任者としてジン=ギタクシアスを採用していたデッキ。ただジン様とグリ様では役割が少し、どころか大分違うらしい。再活性のコースを取るとライフの減るスピードが著しく加速するので素人目で見るとジン様の方が結局安定する気がするけれどもどうなんざんしょ。

@ドレッジ
オーバーキル。ドレッジで採用されていたカードの中でにたような働きするのに失われた真実のスフィンクスがいたけど、桁違いの性能。1回の起動でライブラリがほぼ確実に削りきれるため、メインでグリ様が出た時の絶望感は他のデッキ以上に強いはず。
ただしサイド後はリターンまでたどり着くのが至難の業になるので、素直にエリシュとかイオナとか一発でゲーム決めてくれるカードを釣ってきた方が無難である。



簡単にまとめると、単体の戦闘力・制圧力の面で言うと江村・大祖始、イオナ・エリシュ・ジン=ギタといった先輩連中の方が優れているところが多いので、7ドローで後続を引くことに意味があるデッキで一番輝きそうなカード。
そういう意味では単純に吊り上げるデッキよりは、SnT系のコンボデッキのドローサポート兼うっかり殴りきっちゃった要員で採用するのが強いカード。まあ適当に使っても強いのは間違いないんだけど。

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